プログラム

■ 第32回散乱研究会(2020年11月)

9:50

9:55
新規就任世話人のご紹介
講師:新規就任世話人
 
9:55

11:30
光散乱基礎講座「静的光散乱法」  Q&A
講師:寺尾 憲 先生(大阪大学大学院理学研究科 准教授)
静的光散乱法は、光学顕微鏡の回折限界よりは小さいが、原子・分子よりは大きい、コロイド分散系や高分子溶液中における分散粒子の重さやサイズを計測する手法として広く用いられている。本基礎講座では、静的光散乱法の基礎とその実施例や解析手法について解説する。
11:30

11:45
光散乱基礎講座Q&A  
講師:寺尾 憲 先生(大阪大学大学院理学研究科 准教授)
光散乱基礎講座についての質問コーナー。
11:45

13:00
休憩
13:00

13:15
大塚電子 散乱製品紹介 
講師:大塚電子
大塚電子の散乱製品を紹介するコーナー。
13:15

14:10
放射光X線を用いた水溶液中の高分子ミセルの構造解析  Q&A
講師:秋葉 勇 先生(北九州市立大学国際環境工学部 教授)
高分子ミセルは薬物送達システム(DDS)のキャリアーとしての利用が検討されている。DDS粒子に対しては機能制御の観点から、精密な構造解析が求められる。顕微鏡法や計算化学の進展により、複雑な分子集合構造を可視化することが可能になっているが、溶液中での構造をそのまま観測するには散乱法が不可欠である。特に、放射光を光源に用いた小角X線散乱はナノ粒子の構造解析には最適である。本講演では、放射光X線小角散乱法による高分子ミセルの構造解析を概観する。
14:10

15:05
ナノ構造体を用いたナノ物質光マニピュレーション法の開発  Q&A
講師:東海林 竜也 先生(神奈川大学理学部 准教授)
局在表面プラズモンによる増強電場を利用することで、従来法の集光レーザー型光ピンセットよりも効率よくポリスチレンナノ粒子やDNAなどのナノ物質を光捕捉できる。しかしながら、このプラズモン光ピンセットは光熱効果による熱泳動により捕捉が阻害されることがある。これに対し、我々はノンプラズモニック・ノンサーマルな新奇光ピンセット「NASSCA光ピンセット」を開発した。本講演ではナノ構造を利用した光ピンセットを紹介する。
15:05

15:35
休憩
15:35

16:30
光散乱法によるゲル研究の歴史と展望  Q&A
講師:柴山 充弘 先生(総合科学研究機構 中性子科学センター長)
ゲルは古くから日常生活に欠かせない物質であり材料であった。ゲルは、生まれながらにしてさまざまな不均一性を内包しており、それがゲルの物性を左右していた。光散乱法はゲル研究にすこぶる有力な手段であり、ゲルの不均一性を定量化する方法などが開発されている。一方で、最近、不均一性を持たない理想的ゲルが開発された。こうした歴史を時系列的に俯瞰することでゲル研究の発展を振り返るとともに、将来への展望を語る。
16:30

17:00
退任された世話人からのご挨拶
講師:退任された世話人
 
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