プログラム

■ 第29回散乱研究会(2017年11月)

※敬称略 研究会開催当時の所属を記載
9:45

11:30
光散乱基礎講座「静的光散乱法」  Q&A
講師:佐藤 尚弘 先生 (大阪大学大学院理学研究科 教授)
静的、動的、電気泳動光散乱の中で、静的光散乱が最も古くに開発された実験手法であるが、最近は静的光散乱法のユーザーが減る傾向にある。本基礎講座では、静的光散乱法が動的・電気泳動光散乱法では得られない有用な情報を提供でき、ナノサイエンス・ナノテクノロジー分野に多大な貢献をし得る実験手法であることを紹介する。
11:30

11:45
光散乱Q&A
講師:講師先生方、世話人
各講師先生方や世話人に講演内容や各種散乱法についての質問コーナー。
13:15

14:00
⼆重らせん多糖類キサンタンの熱変性・再性に伴う構造変化  Q&A
講師:松田 靖弘 先生 (静岡大学学術院工学領域 化学バイオ工学系列 准教授)
キサンタンは⼆重らせん構造を持ち、⾷品等の増粘剤として使われている。キサンタンのらせんがほぐれ(変性)、巻き戻る(再性)過程の構造変化を光散乱測定等から解析した。
14:00

14:45
光散乱を利用した高分子の結晶化と相分離挙動の追跡  Q&A
講師:斎藤 拓 先生(東京農工大学工学部有機材料化学科 教授)
CCD型光散乱測定装置の利用により高分子の構造変化を高速に追跡できる。高分子の結晶・融解挙動やポリマーブレンドの液々相分離挙動の追跡結果を例に挙げて、光散乱の解析結果により得られる構造変化の知見について概説する。
15:15

16:00
バイオマテリアル応用を目指した刺激応答性微粒子の調製  Q&A
講師:菊池 明彦 先生 (東京理科大学基礎工学部材料工学科 教授)
高分子微粒子は診断材料や薬物治療のためのキャリアなどに応用されており、非常に有用な材料である。最近微粒子の形状やサイズが細胞内取り込みに与える影響が議論され、形状が細胞への取り込みに与えることが示されつつある。微粒子の形状が刺激によって変化すれば動的に細胞の取り込みを制御しうる材料になると考えられるため、私たちは、刺激に応答してロッド状から球状に変化する微粒子を調製し、細胞への取り込みを議論している。
16:00

16:45
散乱法を用いたポリロタキサンと環動高分子の構造解析  Q&A
講師:伊藤 耕三 先生 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授)
ネックレス状の超分子であるポリロタキサンを架橋した環動高分子は、架橋点が自由に動けることから特異な力学特性を示す。本講演では、様々な散乱法を用いて行なってきたポリロタキサンと環動高分子の構造解析結果を紹介する。
16:45

17:25
光散乱Q&A  Q&A
講師:講師先生方、世話人
各講師先生方や世話人に講演内容や各種散乱法についての質問コーナー。
17:30

18:30
意見交換会(光散乱機器の展示)
実演可能な機器展示を併設した意見交換会。
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